少し前に一大ブームを巻き起こしたサバ缶。
美容や健康にいいことと、年中手に入れやすいこと、種類が豊富で比較的調理が簡単にできることなどもあって、サバ缶の知名度はぐんと上がりましたよね。
でも、「具体的にどんな効果があるのかわからない」というかたもいるんじゃないでしょうか。
今回は、サバにどんな美容効果があるのか、なぜサバ缶をおすすめするのか、サバ缶のえらび方などをお伝えしていきます。
読み終わる頃にはサバ缶を食べたくなってますよ〜♪
サバがもたらす美容効果♪サバの栄養
サバは栄養豊富な魚ですが、中でも美容にいい栄養素
- タンパク質
- EPA・DHA
- ビタミンE
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- 鉄分
についてお伝えします♪
たんぱく質
タンパク質は、筋肉や皮膚などを作る基礎となる大切な栄養素。
筋力トレーニングをしている人たちが飲むプロテインもタンパク質のことで、体をつくるためにどれだけ大切なものかわかりますね。
サバには良質なタンパク質が豊富に含まれています。
美容のためにも積極的に摂りたい栄養素です。
EPA・DHA
血流を促し、中性脂肪を減らして内臓脂肪をつきにくくする栄養素です。
血流がよくなれば細胞に酸素や栄養を運び、老廃物が流れやすくなり、美肌効果を期待できます。
また、DHAはストレスを緩和して精神を安定させる作用もあるとされています。
ストレスは美容の大敵なので、大事な栄養素ですね。
ビタミンE
美容に詳しい人ならよくご存じのビタミンE。
強い抗酸化作用で老化を防ぐ栄養素で「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
サプリメントなどで補っている人もいるのではないでしょうか。
ビタミンEは、サバの血合いの部分に豊富に含まれています。
ビタミンB2
ビタミンB2には皮膚や粘膜を健康に保つ効果があります。
特にサバの皮の部分に豊富に含まれているので、皮は残さず食べたいですね。
ビタミンB6
ビタミンB6はエストロゲン(女性ホルモン)の代謝に関わってホルモンバランスを整える効果があり、女性にはとくに摂取してほしい栄養素です。
また、肌の新陳代謝にも関係して皮脂分泌を抑えてくれたり、肌の再生を促してくれたりと、美肌に嬉しい作用があります。
鉄分
女性は月経で鉄分が不足しがち。
貧血になると、酸素が全身に行き届きにくくなるため、乾燥や肌荒れなど肌のトラブルも起こりやすくなります。
鉄分は吸収されにくい栄養素なので、ビタミンCやタンパク質と一緒に摂ることで吸収率が上がりますよ!
サバ缶がおすすめな理由!〜サバ缶の選び方〜
どんなに美容にいいと聞いても、調理がめんどうだと食習慣に取り入れるのは難しいですよね。
そこで活用してもらいたいのが、安くて保存がきくサバ缶です。
今ではスーパーにいろんなサバ缶が売られていますよね!
実は、サバ缶は生のサバよりも栄養価が高いとも言われています。(皮や骨まで食べられますし)
また、大事な栄養素であるEPA・DHAは酸化しやすいため、水揚げ後すぐに加工されたサバ缶の方が酸化していないんです。
そんな便利なサバ缶。
選ぶときに気にしてほしいポイントがあるのでご紹介します。
- 新鮮なうちに加工されているか
- 国産のサバや原料を使用しているか
- 大型のサバを使用しているか(内容量が170g以上だと大型の可能性が高いと言われています)
- 塩分量が高くないか
- 添加物が多く使用されていないか
パッケージに全て書いてあるわけではないですが、できるだけこれらの条件にあてはまるサバ缶を選びましょう。
ホームページで調べてみてもいいですね。
あとは、好みや調理法に適した味で選びましょう。
そのままご飯のおかずにしたい場合は味噌や醤油で味付けされたものを。
何かと合わせて調理したい場合は水煮を選ぶなど。
賞味期限しか書かれていない場合は、賞味期限から3年前にさかのぼるとだいたいの製造日がわかるので参考にしてみてくださいね。
サバ缶を毎日たくさん食べるのはNG⁉️
結論から言うと、サバ缶を毎日たくさん食べるのはNGです。
私個人的には2日に1缶くらいを目安にすることをおすすめします。
多くても1日1缶までにしましょう。
なぜなら
- 塩分が高い場合がある
- 添加物が使われているものがある
- EPA・DHAの摂りすぎで体調を崩す可能性がある
からです。
塩分は、汁を残すことで摂取量を減らせますよ。
でも、汁にはたくさんの栄養が溶け込んでいるため、できれば汁ごと食べたいものです。
そんなときは「塩分不使用」のサバ缶を探してみてください。
今ではいろいろなサバ缶があって、材料にこだわっているものも多くあります。
購入前に材料表示をよく読みましょう。
「○○は美容や健康にいいですよ」というお話をするときはいつも「やりすぎはよくない」という話をしています。
何事にも「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」ですね。
サバ缶で簡単一品レシピ
ここで、私がよく作る簡単なサバ缶レシピをご紹介します。
分量はお好みで調整してくださいね。
〜サバ缶とほうれん草のごまあえ〜
材料
- サバ水煮缶(煮汁もべちゃっとならない程度に加える)
- ほうれん草(ゆでて5㎝ほどに切る)
- すりごま
- レモン汁
- オリーブオイル(仕上げに上からまわしかける)
- めんつゆ(たくさん入れると辛いので注意)
- 砂糖(ほんのちょっと気持ち程度)
これらを混ぜるだけです。
適当すぎてごめんなさい><
ほうれん草を水菜や小松菜などに変えてもいいです。
もっと簡単に、めんつゆと砂糖の代わりにマヨネーズを使ってもおいしいですよ。
私はすりごまをたくさーん入れてつくります♪
サバで美しく♪
今回は、サバと言ってもサバ缶を中心にお伝えしました。
便利で美容成分いっぱいのサバ缶。
もし魚が苦手でなければ、「美容にサバ缶」を取り入れてみてくださいね!